スタンダードではない投資法:他の選択肢も検討してから
山崎元氏の投資入門書は大変な人気である。
私も何も投資のことを知らないときこの本を読んで、
大変明快ですばらしい手法のように思われ、
すぐにも実行したくなったが、
その後いろいろ勉強してみて、
わかったことがある。
それは、
山崎氏の主張は分散投資としてはスタンダードなものとは異なり、
一般にすすめられている分散投資の方法としてはかなりリスクが高いものであることだ。
また、
山崎氏は基本的に、
計算上リスクに対して最大のリターンが得られる方法をすすめていて、
実際に初めての人が投資を始める際のメンタルリスク、
心のケアということをやや軽視する傾向があることがわかった。
これは彼が実際には自分のお金で投資をしない人であることも関係していると思う。


この投資法の第一のリスクは、
普通分散投資では必ず出てくるはずの「時間分散」、
つまりドルコスト法を否定することである。
ここが積立投資法としては非標準的であることを読者は理解しておきたい。
これは、
まとまった資金がある時にそれを一括で投資すべきか、
たとえば一年くらいに分けて分散投資するか、
ということだが、
山崎氏は一括投資を推奨し、
ドルコスト法は気休めに過ぎないとする。
たしかに理論上は、
ドルコスト法はリターンの見込みをよくするものではなく、
投資期間が少ないという点ではマイナスになり得るが、
ここで最も重要なことは、
「個人投資家は、
大きなマイナスに陥ることを回避する投資法が必要」という視点だ。
そこが山崎氏には弱い。
下がったら下がったでしかたがないという立場だ。
これをリスクが高いというのである。
当たれば大きく、
外れれば大損をするが、
計算上はコツコツ積み立てるよりはリターン期待は大きくなるだろう。
だがこれは個人投資家が選ぶべき方法だろうか。
分散投資とドルコスト法は本来はセットである。
それを否定する山崎氏はスタンダードではないことはふまえておきたい。
分散投資を推奨する人で、
ドルコスト法を否定する人は他にはあまりいない。
全面改訂 超簡単 お金の運用術 (朝日新書)

その他の感想

サイズ選択を間違わなければ
DEVGRUのチームリーダーが語るなんて
幅広い対応力が身に付く
圧巻の一言
待望のパリヤ編!
傾く
音の軽減。
丈夫でよかった
中々同様のものが見つからなかったので満足
英語教育関係者必読の書
ハロー特別号の様な美です!
体のメンテナンス
マネジメント職の人は一読してほしい。
安いってことはそういうことです。
一時帰国中に利用で◎
散髪屋行く必要なしです
マイナーチェンジしたみたいです
定番の麺類。
筆者のゴルフに対する姿勢に惹かれて読み進んでしまう本
素晴らしい出来
日本の言葉、言葉のあじわいを楽しみたいというニーズが そこにあります。
楽し
不妊治療で悩んでいる方に1日でも早く知って欲しい
勉強の力になれば
焼くと切れちゃう
48グループはよく知らないIVファンのレビュー
光る部分が気になる
値段の割にはすわり心地は◎
リベットの研究内容を深く勉強できます
誰も見たことのないものに価値を見出す!
戻る