生活習慣病に疑問符、気付きの多い名著
医師・日野原重明氏が105歳で亡くなろうというとき、
聖路加国際病院院長の福井次矢氏が「経管栄養や胃ろうをしますか」と尋ねたところ、
日野原氏がはっきりとそれを拒否されたという逸話があちこちで報じられた。
まさか福井氏は、
105歳の日野原氏にほんとうに胃ろう造設を提案したわけではないだろうし、
日野原氏の答えは訊かれなくても決まっていただろう。
おそらくは、
日野原氏の最期を修飾するための、
福井氏のマスコミ向けの作り話に違いない。
万が一、
本気で尋ねて、
受け容れでもしていたら、
日野原氏のこれまでの言行を覆すスキャンダルになってしまっただろう。
日野原氏は、
100歳を超えて医師として患者を診て、
110歳まで講演の予定があるから死ねないと意気軒昂だった。
そういう意味で、
たんなる長寿ではなく、
健康長寿の象徴的存在だった。


ここで紹介する名郷直樹の著書は、
この健康とか長寿という世間が無条件で支持することに、
ちょっと立ち止まって振り返ろうと呼びかけた問題提起の書である。
延命治療はもちろん、
「出生前診断は不要」と言い切り、
健康が第一という価値観を捨てることを勧める。
姥捨て山(『楢山節考』)にヒントを見出し、
「死ぬことを前提とした医療を基盤とし、
健康欲をコントロールし、
生存欲にきりをつけていくような医療が重要になってくる」と提言する。

「頑張り過ぎの糖尿患者さんに向かって…もう少し食欲を解放し、
健康欲を抑制しよう」と呼びかける。
こう書くと、
過激な医療否定の書のようだが、
名郷直樹は知的ではあるが過激ではない。

医療者のために、
根拠のある医学判断を下すためのEBMという手法を広めた名郷直樹が、
医療の受け手に向かって、
医者というものがしばしば根拠のない判断を下していることを警告し始めたのは、
「後悔したくなければ医者のいいなりはやめなさい」(日本文芸社)を出版した2013年、
比較的最近になってからである。
おそらく出版社側の意向でタイトルだけは過激そうに見えるが、
答えよりも考えることを大事にする姿勢は変わらない。
その「考える」をもっとも丁寧に書いたのが本書である。
「健康第一」は間違っている (筑摩選書)

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