最低のクズ人間ばかり登場する、胸糞の悪くなる小説だが、面白い。
 冒頭から湊かなえらしさ全開で、
短時間で読み終えることができた。
どんな読み手でも、
ああ、
コイツむかつくなあ、
とか(一般的には逆の意味だが)感情移入出来るキャラが登場するはず。
反対に自分に置き換えてみて感情移入出来るキャラもいるだろう。
起こっているのは、
やや浮世離れした高級住宅街での悲惨な事件なんだけど、
生々しいリアリティが感じられて、
自分の身には起こらないと言い切れる人は少ないのではなかろうか。

 あえて読み手の気分を逆撫でにするようなキャラ作りをしているので、
当然読んでいて強い嫌悪を覚える話。
「家族」について考えるために読んでも、
得られるものはないだろう。
でも作者はそれを十分理解して表現しているのであり、
覚悟して読まねばならない。

 ハッキリ言って最低のクズ人間ばかり登場する、
胸糞の悪くなる小説。
だが、
夜行観覧車の美しいイメージと、
人が死にメチャクチャになった末に、
これからも家族として生きて行こうと言うラストは救い。
この芸風に耐えられる人なら、
間違いなく面白いと太鼓判をおしておく。
夜行観覧車 (双葉文庫)

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