読書欲を刺激する企画ではある

憎い特集だ。
読書の秋を控えてこんな風に攻めてくるとは。

もっとも購買層の年齢が高めであることが前提だろう。

誰かの読書ノートを盗み読みしてみたいと思う。
日記を盗み見るように。

気になる人の読書傾向、
本好きにとっては何かの指針、
真似っこ、

よく言えば参考に、
悪く言えばファンとしてひたすらなぞりたい。

そんな隠れた欲望を刺激するような一冊。
憎い企画だ。

もっとも、
気になる人が編集のラインナップにいなければどうにもならないが。


読みたい本を手に入れるには、
気力体力、
ある程度の財力がないと難しい。

そして意識する人間、
憧れの先輩、
気になるあの人の読書傾向。

未来志向というよりは過去と日常、
そこから何かを学びとって前向きになり、

もしくは思い出に浸る。
紹介された人と本を見る限り４０代以上がターゲットかな。

小説もさることながら漫画『エースをねらえ！』なんて懐かしすぎた。

退職したら読み返す時間が出来るのかしら。
断捨離と平行して。