玉石混淆な印象
アベノミクスについて賛成・反対、
両陣営からいろんな人の論文を載せた本です。

一冊で賛否両論をカバーしたいと言う意図は判るのですが、
論文によって説得力にバラつきがあるように感じられて微妙だと思いました。

これだったら賛成派の本、
反対派の本、
それぞれ詳しそうなものを1冊ずつ買った方が良さそうな気がします。

各論者の論文の後に原田、
斉藤、
両編者から論者に対する質問が載っていますが、

いくつかはツッコミとして価値あるものも見られたので、
この点は良かったかも。


以下、
特に気になった論者について、
もう少し細かい感想です。

・翁邦雄氏
原田氏のツッコミが的確ですが、
バーナンキFRB総裁(当時)の発言を都合よく解釈しているように感じられます。

またアベノミクス開始後のインフレ率についてコアコアインフレとの乖離から、
円安によるコストプッシュインフレを強調していますが、

13年末時点でコアコア指標もプラスに転じていることについて言及がありません。

これらが金融緩和抜きでも達成できたのか?という視点もないため、
都合の悪いところを無視しているように思えてしまいます。


・片岡剛士氏、
安達誠司氏
片岡氏は金融政策以外のデフレ原因説に対する反論、
安達氏はレジーム転換の計測。

両者とも多数のグラフでポイントになる点を示しているので説得力があります。

安達氏の論文については「そんなものが本当に計測できるのか」という点で疑問がありますが
モデルも明示されているので問題があれば専門の人から指摘できるでしょう。


・斉藤誠氏
90年代以降の景況についてモデルに基づく需給要因の分析と、
総括として国際環境の変化について書かれています。

論考自体は興味深いのですが、
モデル分析へのツッコミで実際の具体的要因を問われて
「計量経済学的に識別する作業を待たなければならない」は科学者としては誠実ですが、
逃げの印象は免れません。

アベノミクスという現実の課題に答えなければならない本なのだから、
ここはある程度具体性のある答えを用意しておいて欲しかった。
徹底分析 アベノミクス

その他の感想

進化のスピードが速すぎる!!
初心者にも上級者にも役立つ一冊
調味料ビン
久しぶりに取り出して
パッドが・・・・・
ビートルズ後期の傑作 感慨深い名曲
表紙の娘から感じる綺麗な恋愛に、人生の切ない味も加わった良作です
堅牢かつシャープ機能が秀逸
奇跡の生還劇
耐久性はわかりませんが、データ化するまでなら使えると思います。
「日本を破壊する」
おもしろいですね
メガネが、ずれてくる方にお勧め!
長編なのに飽きない!もっと観たい!
ベトつきなし
いい買い物をした
気軽に履ける
ALS動画DVD
買ってよかった!!
図説が豊富
良好です。昔から白いタミヤパテがほしいと思っていた・・・
良いハンガーですよ!
いつも見ていたくなるカレンダーです
実にならなかった。
毎日聴いています
カメラ機能が利かなくなった。
攻略本だけど、いい意味でカード全集。
保守整備必携の専門書
触り心地最悪
デザイン・使いまわし共に気に入りました。
戻る