ポップさは控えめ。芸術的なアルバム。

ThrillerやBADのような、
メロディが頭に残りやすいポップな曲は少なく、
Dangerousほどダンサブルでもないが、
一枚のアルバムとしての完成度が非常に高い。
Dangerousのように同じような曲が連続している印象もなく、
16曲を通して飽きが来ずにすんなり聴ける。
そして聴くたびに良さが滲み出る。
マイケル本人が「Thrillerを超える出来。
いつまでも語り継がれるべきアルバムになったと思う」と語っていた通りの内容の、
生前最後のアルバム。
HIStory以前のマイケルが気に入ったのなら、
このアルバムも是非手にとってみるべきです。