アフリカは今だ「暗黒の大陸」である。
20世紀に植民地を抜け出して次々と独立を果たしたアフリカの政治的な腐敗、
中国人の進出、
民間レベルでの支援を綴る。


基本的にアフリカはどの国も貧しく、
民族的な対立が国内に燻り、
多数派が少数派を抑圧している。

内戦が頻繁に起こり、
政権を獲得した政治家は自己保身や汚職に走り、
国民は物価高や物資不足に苦しむ。

それが繰り返された結果、
貧しい人の多くは国家を見捨てて他国へ逃げ出すことになる。

日本でも近年、
アフリカ人の流入が多くなり犯罪の増加が懸念されている。


先進国からの多額の援助は勿論、
日本からも行われているが、
そういった援助が国民に還元されているか?疑問に思う日本人は少ない。

腐敗した政府首脳がそういった多額の援助を自らの私腹を肥やすことにしか使わないため、
国民の生活はいつまで経っても良くならない。

終いには白人や外国人が利権を独占しているなどと「責任転嫁」での敵を作る行為を正当化し、
政権の延命を図る。

国民の中には国の将来に悲観して国外へと脱出していく者が後を絶たない。

人材の流出は国にとってマイナスである。
要は「悪循環の連鎖」だろう。


さらに教育のレベルが低いから殺人・強盗などの凶悪犯罪は後を絶たず国家としての体を成していないのである。

しかし、
一方でそんなアフリカに豊富に眠る地下資源(主に石油である)に目を付けた中国の国家レベルでの「援助」は攻勢を増す。

彼らは現地人を雇わず自国の中国人を現地で働かせることで雇用を確保する。
つまり雇用は生み出しても現地人にお金は落ちないのだ。

それを許す現地政府は正しく「売国奴」に相応しい。


結局、
いつまで経っても政府は動かないので、
民間レベルで行動するしかないという結論である。

かといって「無償の援助」はその場限りになってしまい、
現地人の自立を生まないので却ってマイナスであるようだ。

現地人に「成功体験」を積ませることで、
自分たちでも出来るのだという自信を持たせることが重要。

彼等はずっと貧しいままで来ているので「豊かになる」ことに飢えている。
アフリカ・レポート―壊れる国、生きる人々 (岩波新書)

その他の感想

繰り返し読むべし
充分満足です
安物買いの何とやら・・・
諸君、こちらが本編だ
内容はいいが・・・・・
リムの磨きに最適
妻へのプレゼントでした
作者の挑戦を見届けたい
小さすぎないところが良いです
社外品との差!
お気に入り(^_^)
充電自動OFF機能が微妙かも
見惚れてます
ランエボX のMMCSに
芸能界を舞台にしたサクセス・ストーリー
限定版で、持つことに喜びのある品
色々期待はずれでした。
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アニメは残念な出来栄え・・・
亜鉛を飲んで
英語の口ならしに最適だけでなく、「日本文化」再発見にもなります
意外に効きが速い
デザイン重視で…
コバエホイホイよりよく取れる
本気で有機無農薬栽培や、無肥料栽培を志すならば必読!
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