正統派アメリカンポップス

スミマセン・・・・ビーチボーイズは知っているけど、
ブライアン・ウイルソンを知らないジャズおじさんです。
今回、
ジャズの世界ではポピュラーなガーシュインの作品集ということで、
購入してみました。
ジャケットも、
なんかジャズアルバム風だし・・・。

で、
１回聴いての感想ですが、
やはりジャズヴォーカルを聞き慣れた耳には、
「あ〜こんな風にガーシュインの曲を歌うことができるんだ〜」という感じ。

アレンジもさることながら、
特に後半の曲では、
ジャージーな風情を全くみせないで、
男性ヴォーカルがくるんですから。
しかし、
なじみの曲ばかりなので、
ジャズの世界では聴けない歌い方で、
結構新鮮な感じもしました。
まさに、
洋楽っていう感じです。

昔、
ボビー・シャーマンというアメリカンポップスのアイドルがいましたが、
僕の中では彼の歌のような、
明るいカリフォルニアのイメージの歌曲集という感じでした。

晴れた日に車の中で聴きたい、
そんな感じのアルバムでした。

で、
聞き込むほどに、
ロックンロールのアレンジやそれ風のバックコーラスが入るなど、
ビーチボーイズテイスト満開という感じです。
若々しい歌声と相まって、
さわやかなアルバムに仕上がっています。