オーソドックスなヒーロー映画

New52の原作コミックを彷彿とさせるほど単純明快なストーリー構成で誰でもすぐに理解できてしまう。
それ故にザック・スナイダー監督のケレン味や前作バットマンvsスーパーマン好きなコアな原作ファンにとっては物足りなさを感じる事もあるかと存じます。
私もまったく不満がないわけではありませんが、
やはり原作寄りのバットスーツデザインや旧ＤＣ映画のテーマ曲をアレンジするなど、
観れば観るほどファンのことを考えていることに気付かされます。

欲を言うならば、
家族の不幸で途中降板したザック・スナイダー監督が編集したバージョンを観たいのと、
カットされたシーンを追加して前作のようなエクステンデットエディションとして発売してほしかったです。

やはりＤＣの面々が一堂に揃うのは感慨深いものがあります。
賛否はあれど、
これからも独自のトーンで映画化を進めてほしいです。
他の映画では味わえない映像的な魅力がありますから。