星0です※ネタバレ有り

作者の暴走を編集が制御できなかったのか、
編集の暴走を作者が制御できなかったのか、
それとも作者も編集も共に暴走し堕ちていったのか、
その真相はわかりませんが酷いの一言に尽きます…
作中のパワーバランスは全て作者の気分次第で、
きっと赫子の設定などを作者は忘れてしまったのでしょう。

嘉納や旧田の本当の目的がこの巻で明らかになりますが「何をいまさら…」って感じです。
彼らの今までの言動との乖離にきっと読者は笑わざるをえなかったでしょう。

また嘉納は自ら命を絶ちますが、
そこにはカタルシスのかけらも無い、
ただ読者にモヤモヤした気持ちだけを与える描写です。

後半の六月の話も浅すぎて、
いまさら王道路線に戻ろうとしてもただ寒いだけです。

さらに東京グールの強みだった作画も崩壊を始め誰が誰だかわからなくなる始末です。

今までこの漫画を友達に勧めていた自分が恥ずかしいです。