ペルソナのみんなが主人公のシーズン2

待ちに待っていたコウノドリ、
シーズン2。

やっぱり、
今回も泣かされた。
毎回、
毎回、
泣かされた。

それでも珠玉の一つを選べと言われたら、
もうこれは「吉田羊の回」しかないでしょう!!
女性だったら、
たぶん、
あの回はみんな共感しまくりだったと思います。

もう、
最初っから最後まで泣きっぱなし。

独身のアラフォーの私としては、
胸が潰れる想いの回でした。


子宮も卵巣も摘出しちゃったら、
本当の芯の部分をもぎ取られる様な感じがするだろう。

もう、
女としては用済みだって、
言われてしまったような気がしちゃいますよね。

でも、
吉田羊が明るく振る舞い、
一瞬だけ悲しむ。
「ちょっと待って」と手術の前に止める時が、
ううっ・・と苦しくなった。


女は子供を産む器械だ。
なんて、
どこかの政治家がポロリと本音をこぼしたことがあったが、

男って、
そんな風に女を見ているのかとがっかりする。

そいつに見せてやりたい、
このドラマを!!
女がどれだけ命懸けて、
子供を産んでいるのか、
よく目に焼き付けろ!!

私は仕事柄、
病気の女性たちとよく話をするし、
漢方薬を提供するわけだが、
ほぼこのペルソナの先生や助産婦さんと同じような立場です。

このドラマに薬剤師が出てこないのは、
それだけ薬剤師の地位が低いことを意味しているが、

薬剤師だって薬の投与で悩むことはいっぱいある。

特に妊婦さんには困る。
飲んではいけない薬があるからだ。
奇形ができてしまう可能性があるものもいっぱいある。

漢方薬だって、
間違えれば流産させてしまう。


医療に携わる限り、
命に携わる覚悟はしなければならない。
それをこのドラマで肝に銘じた。

私は、
コウノドリ先生みたいになりたい。

患者さんも、
漢方仲間も、
医師も看護婦も、
みんなが戻って来れる様な「家」であれればと思う。


立派なコウノドリになれるよう、
私も頑張ります。

勇気もらいました。
綾野剛座長含め、
このドラマの関係者皆さま、
勇気いただきました。

ありがとうございました。