徹底した取材にもとづいた記録
この本のタイトルは第6絶滅期であるが,その意味づけよりも,いま自然界でなにが起こっているのか,そしてそれに立ち向かっている多くの献身的な生物学者たちがどう観察・分析あるいは保護活動しているのかについて世界中を取材していった記録である.時にはともに調査も行っている.だから一部の環境保護主義者のようにエキセントリックなことは一切ない.むしろ生物学者も自然のなかの一つの観察対象としていて描かれている.われわれが将来世代のためになにを残せるのか.それを考えた時,生命のすばらしさを何とか後世の人々にも知ってもらいたい,その一点にかかっているように思う.サイに排卵誘発剤をしたり,鳥や動物を冷凍保存したり,そんなことまでしなくてはならないのかという寂寥感もある.しかしそれぞれの現場でいまできる最善のことをしているだけなのだ.アントロポセンはだれも阻止することができない.最大の繁栄を誇ったアンモナイトのようにいつか人類も絶滅するのだろう.

プロローグ:人類の登場(ビッグ5とは,オルドビス紀末,デボン紀後期,ペルム紀末,三畳紀後期,白亜紀末)
第1章第六絶滅期:パナマゴールデンカエル
第2章マストドンの臼歯:アメリカのマムート
第3章ペンギンの元祖:グレート・オーク・北極にいたペンギン
第4章アンモナイトの幸運:アルバレス父子の挑戦
第5章アントロポセン紀へようこそ:化石発掘調査と環境の大変化
第6章わたしたちの周りの海:ナポリの近海の酸性度と生物
第7章滴る酸:グレートバリアリーフ,サンゴ礁の酸化調査
第8章森林と樹木:ペルーの原生林の生物多様性
第9章乾燥した土地の孤島:アマゾンの保護区:断片的な熱帯雨林の末路
第10章新しいパンゲア大陸:こうもりがカビていく
第11章サイが超音波診断:シンシナチ動物園のスマトラサイ・スチィ
第12章狂人遺伝子:ネアンダルタール人とデニソバ人のDNA
第13章似たもの同士:冷凍保存される絶滅危惧種たち
The Sixth Extinction: An Unnatural History

その他の感想

音は良いが、作りの甘さが残念
しなやかで取り回しやすい
パックで作れる
解りやすくできていて初心者にはよい
輝きのデストロイヤーになれました。
確実な公式テキスト。
期待以上の効果でした。
ヒロインズと添い寝を!?という話
収納が速い輪行袋
何故こんなにも未収録の曲があるのか?
He is god
広いデスクが必要かも
子供、孫の代まで気を付けたい
これいい!
これから必要な知識
吸気音は最高です
値段以上の価値がある
すごい本!「すごい実験」
簡単なミキサーとしても使えてリバーブもかけられるのでライブで重宝しました。
非常によくできている
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