うれしゅうて。　おおきに。

　この作品の根底に流れるテーマを思わせる台詞です。

　華やかな、
京都花街の舞台裏が垣間見える　ほっこりストーリーもあっという間に第４巻の発売です。


　毎巻、
四角で囲まれたト書きは、
知らず知らず、
花街のうんちくを増やしてくれます（＊「お茶屋まわり」、
「節分のお化け」、
「ごはんたべ」など）。
全国各地から集った、
舞妓さんたちが暮らす屋形で起こるであろう食文化の違いも描かれています。


　停電で暖房が切れた屋形で、
あったか～い鍋が出たときの舞妓さんたちの表情。

「台所で　今夜これが　食べたいて言えるやなんて幸せなことやと思う」　との　百はな（すーちゃん）の　言葉に　
キヨの「食べたがってるものを　作る幸せっていうのかな～」が続き、

その後見せる笑顔。
　いいよね。


　毎巻、
巻尾に載る「おまけ」も面白かったです。
　すご～～い長い階段に　びっくり。

次回も楽しみです。


　前回もお願いしましたが、

小学館はん、
担当はん、
コミックの帯に京都の舞妓さんの感想を　ぜひ、
ぜひ　載せておくれやす。
　おたのもうします。