直木賞候補作となった
この小説は昭和46年(1971年)に刊行され、
第65回直木賞の候補作となった。
選考委員は石坂洋次郎、
水上勉、
源氏鶏太、
川口松太郎、
柴田錬三郎、
司馬遼太郎、
今日出海、
村上元三、
大佛次郎、
松本清張の10名で、
錚々たるメンバーだった。
結局この回は該当作なしということだったが、
水上、
川口、
松本以外の7人は選評を載せている。


石坂:「よく描けている推理小説で、
私は面白く読んだが、
やはり現実性が不足だということで通らなかった。

源氏:「私なんかに全く書けぬ種類の作品であるだけに、
よけい魅かれて読んだ。
しかし、
読み終ってからすべてが徒労であったような虚しい印象からまぬがれ得なかった。

柴田: 「面白さに於ては、
一番読みごたえがあったが、
途中から結末が判ってしまっては、
SF物としては落第ではなかろうか。

司馬:「自分の空想をどれほど精緻に計数化しうるかということに挑んだ作品で、
この作業そのものが志であり、
さらには社会心理学的なリアリティもあって、
変に魅かれるものがあった。
しかしこの種のものが受賞作になるには多少先例と筋合いがちがうし、
なるにしてもあと数年かかるかもしれないとおもった。

今:「珍しく新鮮な、
且つ冒険的な題材だった。
なかなか繊細微妙な設定で書き出していたのに、
(引用者中略)授賞作品というには粗末な構成になったのは惜しまれる。

村上:「いまに面白くなるだろうなるだろうと思いながら読み続け、
とうとう面白くならずに終った。
SFには、
もっとびっくりするような着想と構成がほしい。

大佛: 「会に出て、
「ツィス」に対して確か私は直ぐに拒否した。
しかし後になってから段々と、
この一種変った作品に授賞してもよかったのではないか、
と気になって来た。
」「書いてある内容が、
私程度の人間の理解の外にあった。
(引用者中略)それが後日になって自分の怠慢と無知の故のように感じ、
気がかりに成って来た。
」「他の作品にくらべ、
新鮮だったことは確かである。
ツィス(広瀬正小説全集2) (集英社文庫)

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