モーニングのストーリーソング再び

叶わない恋、
強すぎる恋、
かつてモーニング娘の歌にはそんな若い恋心の歌が数多くありました。
最近はとんと影をひそめていただけに、
このUTB＋で久々にそんな歌が見れている様で嬉々とします。
それが12月でモーニング娘を卒業する人気者の工藤遥さんを主役にして本誌に連載される「拝啓、
ハル先輩！」。


しかし今号の展開はテレビドラマや最近の映画の人間関係に慣れていない人だとちょっと難解な様相です。
謎解き的な話になって来ました。
ご用心。
しかしそこに、
次回の展開を読者が自由に決めても良いというお達しが。
ヒントとしてモーニング娘全員が先を予想する座談会ページが用意されています。
飯窪先生は流石に漫画の達人だけあって、
漫画ライクな舵取りを思い付きますね。


読者それぞれが注目する人や点を伸ばして行けば、
複数の物語も展開可能なのではないでしょうか。


やはり舞台を与えると人の奥底に眠る才能がまざまざと出て来て楽しいです。
私にはそれは森戸知沙希さんです。
彼女は「可愛い子」として登場していた筈。
けれども今号では、
昨年春にカントリーガールズとつばきファクトリーが主演したミュージカル「気絶するほど愛してる！」で絶品の憂いを帯びた少女を演じた森戸さんがここにいます。
さちこという都会の病床にある子が裏切られる役で、
張り裂ける乙女心を見事に演じた森戸さん。
その影のある役が本誌にもある。
かつて譜久村聖さんを「なんか憂いがある」としたのに似た…。
果たしてそんな展開になるのでしょうか。


工藤さんと盟友の佐藤優樹さんの二人がその他にも全面的にある今号です。
色んなタイプの美人がいますね、
ハローの中でさえ。
譜久村さんも「二十一歳」を迎えますが、
それに相応しい今までの短期連載のアザーカットで登場です。
が、
惜しくも今号で最終回と。
また別の切り口でこの長けた才女の多面性を取り上げて欲しいですね。
凛とした東北性も香る箭内夢菜さんは本誌と読者の今年のアイドルです。
ポテンシャルを自分で磨いて夢を掴んだ姿は素晴らしいです。
今年と言わず更に追い掛けて行くのを楽しみにしています。