デザイナーにもオススメしたい一冊です！

ウェブデザインの仕事をしているので、
ホームページの更新はやったことがあるのですが、

スクールに通ってまで勉強するのはハードルが高いので、
本やネットで独学してきました。


でも、
最近はスマホ対応とか検索エンジン対策なども重視されてきているので、

昔かじった知識が役に立たないことも増えてきました。


そこでこの本に出合いました。


この本は、
単にHTMLのタグやスタイルシートの文法の解説書ではありません。

いままで何となく知ってるつもりだったホームページの仕組みとか、
タグの本当の意味など
今さら聞けないことが書いてあります。


たとえば p タグは「パラグラフ」＝「段落」だから、
こういう場面で使うべきなんだ
というように、
初心者でも根拠をもって使い分けできるように教えてくれます。


また、
この本は実用を想定して架空のホームページを１から作る流れが書かれています。

完成したものだけでなく途中のデータもダウンロードできるようになっているので、

実際に手を動かして１つ１つのタグやスタイルシートの意味を理解しながら作れる力が
身に付くように配慮されているようです。
読むだけの本だと、
作れる力は身に付かない
ということを著者はよく知っているようです。


今は何でもネットで調べられる時代ですが、
基礎が曖昧だと調べ方を間違ってしまったり、

コピペしても動かないときに本当の原因が自分ではわからなかったりします。


そんなとき大事なのは、
書き方を知っていることではなくて、
これはこういう意味だから
こういう場面で使うんだという、
根本的な理解なのだと感じています。


この本は、
そういうネットで独学してもなかなか自分で気付けない、
本当の意味で長く
役に立つ応用力を自分で学んでいけるために必要な、
基礎力が自然と身に付いていく本
だと思います。