『この世界の片隅に』の原点であり原典
『この世界の片隅に』で不動の評価を確立した片渕須直監督が、
その16年前に手掛けた初の劇場作品。

片渕監督は「『この世界の片隅に』は『アリーテ姫』のリメイク」と発言しており、
原作者も作品世界も時代設定も登場人物も全く異なるのに、
それは一体どういうことなのだろうかと機会を捕まえて視聴したいと思っていた。
しかし製作委員会が解散した?とかの大人の事情でネット配信もBlu-ray化も行われない。
『この世界の片隅に』のヒットで再評価が進んだ『マイマイ新子と千年の魔法』は、
劇場用デジタル上映マスターが再作成され全国各地でリバイバル上映が行われたが、
『アリーテ姫』の上映マスターはフィルムしか存在しないのでリバイバル上映も非常に限られており、
ついに劇場で鑑賞することはできなかった。

レンタルDVDも見つからないので結局DVDを購入することにした。
一度も見たことがない映像作品の円盤を購入するのはかなりの覚悟が必要だった。

実際見てみると、
なるほど、
これは確かに『この世界の片隅に』に瓜二つだった。
いずれ誰かが決めるであろう夫の妻となるためだけに生かされているアリーテ姫の有り様は、
ある日突然誰だか知らない相手に嫁がされるすずさんの有り様を思わせるし、
人の手や想像力が作り出すものの意味といった作品のメッセージ、
結末のヒロインの有り様までそっくりである。

もちろん異なる点もある。
アリーテ姫は自分の意志の力で運命に抗って自由を獲得するが、
すずさんは運命を受け入れた上でそれを改めて自分のものとして自分の意志の力で選び取っていく。
女性の自己実現を描いた物語としては、
原作がフェミニズム童話と言われているだけあって本作の方がわかりやすいだろう。
逆に『この世界の片隅に』は反戦映画としか受容できない人が多くて誠に残念である。
普通に見ていてもそんな単純な映画ではないことはわかりそうなものだが、
本作を見ればそれは完全な間違いであることがよりはっきりするだろう。
アリーテ姫 [DVD]

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