作者は主人公とヒロインを褒め過ぎ
小学生男子がケンカしているときにありがちなやりとり。

「お前のパンチなんか全然効かねーもんねー」
「俺はまだ全然本気出してないからなー」
そんな子供の強がりを、
形にして、
物語の主人公にしたのが司波達也というキャラクターです。


2巻では、
1巻で面白くなりそう、
と思った要素は萎んでいき、

ちょっと嫌だな、
と思った要素は膨らんでいってガッカリしました。


とにかくこの巻では妹を筆頭に、
登場キャラクターが達也を褒め称えてばかり。
達也もまんざらではない様子です。

更には、
作者まで一緒になって(地の文で)達也はこんなにクールなんだぜ、
と強調。

(でも、
彼はしばしば動揺したり戸惑ったりするシーンがあるので、
その地の文での評価は嘘です)

逆に、
主人公と敵対することになる勢力は、
主人公や作者によって、
いかに卑小で愚かな組織であるかということを説明され、
貶されまくります。

直接対決する前から最低のところまで貶められた存在を、
最後に主人公の持つ凄い能力で叩き潰したところで、
一体何が楽しいというのでしょうか。
爽快感とは程遠いです。


妹の司波深雪というキャラクターは1巻でもおかしな子だと思っていましたが、
2巻では余計酷くなります。

機会あらば兄は凄いのだ、
と周りにアピールしておきながら「兄の力を知って利用しようとする人が出てきたら……」などと言い出した時には、
思わず声に出してつっこんでしまいました。

また、
ほとんど面識もない相手に「あなたは可哀想な人だ」などと言い放つ傲慢さも鼻につきました。

こんな彼女でも、
作者は美しい美しいと褒めまくりです。


まとめると、
作者による露骨なキャラ推しが、
読者として感じるキャラの印象と噛み合わず、
逆に反発心を生んでしまったというところです。
魔法科高校の劣等生(2) 入学編〈下〉 (電撃文庫)

その他の感想

開閉がカタイ。
重いので・・・
『リファレンス』 但し指導者は必須
civ好きならコレクションとして買う価値アリです
矢張り異常な発想力
まあ、簡単で読みやすい本
後で歯が痛くならない
使用3日目にして効果がありました
墓石がピカピカ
可愛いから
ひとつ前のモデルを持ってます。
型番の表記が違います。ワザと?
どんどん売り方が汚くなってく・・・
丁度よい大きさだ
突然、互換インク非表示に
PS3をパソコンモニターに
画像 きれいです
本物でしょう
実際の交換針部分は赤い部分だけです。これから先も安心して入手できることを願います。
Refreshing new look at history
やっぱり水筒はTHERMOS!!
2倍の価格差、低耐久
使い勝手とか
チェーンに不満
【Mac推奨】新書で簡易Webサービスを作る。pixivの研修が書籍化。
はじめての万年筆
なんだか浅い…
キャンプ道具
男性の声が最悪
戻る