表紙は沙夜。けれど中身は綾斗の決断のお話。
前巻に引き続き激しいバトルの連続です。
読者の想像をかき立てる細かい設定も健在。

今巻はキリンやサヤにも見せ場があってよかった。
クローディアは…いやなんでもないです(笑)。

そして何よりも綾斗が吹っ切れたというか、
己のキャラクターを確立したのがよかったです。

1・2・3巻と、
主人公として読者の視点となっていた彼は、
本編でも「内面がよくわからない」と言われていたキャラクターだったのですが、

今巻では、
読者にとっても「飄々としていて底の見えない」その性格は作者さんによって意図して作られていたものだと認識できました。

今までは姉と同じ強い志を持つユリスの願いを半ば借りるような形で戦っていた彼ですが、
今巻では初めて人間らしい弱い内面を覗かせます。


「姉に会いたい。
けれど再会して真実を知ってしまうのが怖い」

幼い頃の姉弟の輝かしい思い出は、
彼の中でいつしか違うものへと変わっていたのです。

どうして自分にこんな呪縛をかけたのか……もしかしたら、
自分は姉に捨てられたのかもしれない…と。

イレーネとプリシラ。
そしてユリスと新キャラである孤児院の少女。

仲の良い姉妹に思わず自分を重ねる彼は、
激闘の後自身を苦しめる呪縛を意識すると共に過去の記憶を思い出して悩んでしまう。

……何のために戦うのか。
ユリスの願いのために戦うのか。
己のために戦うのか。
本当に姉に会いたいのか。
真実を知る覚悟はあるのか。

今まで「助ける側」だった彼は、
大切な仲間の絆を鍵として、
己の呪縛を解き放つ。


綾斗はこの巻でついに本当の主人公になります。
学戦都市アスタリスク 04. 追憶闘破 (MF文庫J)

その他の感想

使いこなせたら楽しいかも
色がとっても綺麗です。テーブルの素材が木でも貼り付きますが、吸盤がもう少し大きかったらいいなと思いました。
肌がキレイ
振り帰り
文学作品をもう少し深く味わう
一つ注意点があります
2年位
「詰め替え用」が「アルコール包帯」に変身。
かわいいだけでした。
興味深い
マスターピース
フォルムよし、使い勝手よし!
ママチャリの視認性が高まって良い
癒されております。
今回もご機嫌なナンバー
警察組織の体質を浮き彫りに
ビキニと、浴衣と。
確かに良く落ちる!
用紙の収容ができない
定番、長く人気のあるおそば!!
聖なる世界への誘い
乾電池として現在最高のもの
パロディ満載!
胸がキュンんとなる青春ショートストーリー
字が小さすぎる!
劣化蒟蒻畑
2人暮らしまでなら何とか。
躁うつ病と芸術家気質
美しさにため息がもれるばかりです
アメフトおもしろっ!!
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