お色気目的かどうかで評価が分かれる作品

ん～、
予想していたのとだいぶ違った内容でした。

原作未読のまま、
特に予備知識も入れずにアニメを視聴することが多いので、
実際に視聴すると先入観との乖離を感じることはよくあります。

まあ、
敢えて先入観とのギャップや、
そこから生じるサプライズ感を楽しんでる部分もあるので、
予想と違ってもそれはそれで楽しむことが多いのですが･･･
ギャップの結果、
好みとは逆ベクトルの作品だった場合もしばしばありまして、
この作品はそのパターン。


一期・二期まとめての感想となりますが、
一言で言うと、
お色気アニメと言っていいと思います。
R15くらいついててもおかしくありません。

過激度は、
アダルトアニメ以外の一般アニメとしては、
これまで私が見た中ではトップレベルです。

一期も含めて全話視聴しましたが、
全ての回でお色気シーンが出てきますし、
ストーリー上の必然性も希薄ですので、
原作は未読ですが少なくともアニメに関してはそれを見せる為の作品と思って良いでしょう。


主人公の東城刃更(とうじょうばさら)の家で同居することになった二人の義妹、
「成瀬澪」と「成瀬万理亜」の二人が、
実は魔族出身だったというお話。

万理亜は淫魔サキュバス、
澪は先代魔王の娘で、
現魔王勢力から逃亡生活を送っていたのですが、
刃更とその父親(東城迅)も、
実は魔族と戦う『勇者の一族』なのでした！という設定。

一話の、
この辺りの展開まではなかなか面白そうだと思って見てたんですが・・・
澪たちの事情を知った刃更は現魔王から二人を守ることを決意し、
澪と主従契約を結ぼうとするのですが、
手違いで主人になるはずだった澪が刃更の僕(しもべ)になってしまいます。

僕(しもべ)は、
主人に屈服すればするほど戦闘力が上がると言う設定のため、
その絡みでのお色気シーンがかなり多くなっています。

一期は人間界が舞台なのに対し、
BURSTでは途中から舞台を魔界に移しますが、
基本的な展開は一期・二期共に似たようなものです。


お色気自体を否定するつもりはありませんが、
アダルトアニメではありませんので、
やはり一般アニメならではの見所が欲しいところ。