「神のみ」の面白さ

17巻で最低としか言えないコトをちひろにしてしまった桂馬。


女の子を落とし、
女神を出さなくてはならないとは言え……

ちひろを傷つけてしまったことに変わりはありません。


しかし、
その行為に対して桂馬自身も少なからず傷ついているようです。

(17巻終盤にもそのような描写がありましたが)

また、
複雑化するそれぞれの心境、
関係の中で 『落とし神』として攻略に悩んでいるだけでなく

一人の『人間』として悩んでいる……。


ストーリー序盤に比べ桂馬の『人間性』が強くなってきたように思えます。


この作品の面白さはストーリーや構成がというだけでなく

話の中でわずかに見える桂馬やヒロインたちの『成長』にあるのかもしれません。


また、
次巻に期待です。