永田氏の公共放送への思い
 本書はNHKの放送番組に政治的な圧力がかかり、
放送直前まで編集に手が加えられ、
放送内容が本来意図したものとは大きく異なったものに改変されられたいきさつの内部告発と言ってもいいものである。
著者である永田浩三氏は問題の放送番組の担当プロデューサーであり、
慰安婦問題に強い問題意識を持って番組制作に取り組んできた。
その熱意に賛同して多くの人々が取材に協力した。
それが実際に放映されると、
核心部分がすっぽり抜けていたのだ。
それを不当として、
取材協力者がNHKを告訴したのだ。
最後は最高裁でNHKが逆転勝訴するのだが、
政治的な圧力が番組改編に影響を与えたかどうかの判断はなく、
問題が「期待権」にすりかえられてしまい、
司法さえも政治的な圧力を受けたのではないかという感じがする。
そうならば、
明らかに憲法の三権分立の原則に反している。

 永田氏はその後早期退職してNHKを離れ、
外部からNHKの体質を批判している。
批判の核心は、
政権党と癒着しその顔色をうかがうNHK幹部の姿であり、
NHKの主体的な報道の自由が侵されている現実である。
著者はそこに強い危機感を抱いている。
NHKは国民の公共料金で成り立つ公共放送であって、
国営放送ではない。
あくまでも政治的に中立でなければならない。
その番組作成に当たって、
如何なる政党や政治団体等からの圧力も受けてはならない。

 果たして今のNHKには政権党の圧力がかかっていないだろうか?真に国民が必要とする報道がなされているか?過去、
幾多のすばらしい報道番組を企画・放送してきた実績があるが、
その根底には戦争へと突き進んだ苦い過去の歴史を繰り返さないという願いがあるはずだ。
その点を見失わず、
人権を守ることを第一に、
しっかりとした歴史的な視座で番組作りをして欲しい。

 永田氏のNHKに対する内部告発は、
慰安婦問題だけでなく、
特定秘密保護法、
集団的自衛権、
原発再稼働、
米軍基地の辺野古移設等々政権党が国民から目を逸らそうとしている多くの重要な問題にも当てはまる。
NHKはこれらの国民が問題視している重要課題に対して、
憶せず正面から取り上げ報道すべきである。
永田氏の勇気を讃える。
NHKと政治権力――番組改変事件当事者の証言 (岩波現代文庫)

その他の感想

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みうらさん、エンノレスはまずいのでは?
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モニタ横に置いておきます
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