｢勝つ！｣

黒子のバスケS2第9巻。

誠凛vs陽泉の決着が描かれた最終巻。

黒子たちが勝つのも魅力的でしたが、
わたしはそれ以上に紫原＆氷室が魅力的だったと思います。

試合をあきらめる紫原に対して、
火神に対する嫉妬を素直に告白して紫原を批判する氷室。
その氷室の想いに応える紫原。
ゾーンに入るにはバスケを好きであることが最低条件だが、
それは唯一紫原にないものだった。


｢ゾーン｣に入った火神に圧倒される陽泉。
一度は試合を投げかけた紫原だが、
氷室の思いに心を動かされ、
これまでにない本気の気迫を見せる。
残り1分のところで、
誠凛には木吉が復帰。
試合は遂に最後の正念場を迎えるのだった……。


その残りわずかの中でゾーンに突入する紫原。

陽泉は試合に負けましたが、
紫原も氷室も非常に魅力的でした。
ある意味で主人公たち以上に彼らを応援していました。


ゾーンに突入した紫原の戦いは必見。
バスケを好きでないはずの彼がゾーンに突入する流れは最高によかったと思います。

主人公たち以上に紫原＆氷室が魅力的な第9巻。