黒子のバスケ 2nd SEASON 9 [Blu-ray] の感想

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黒子のバスケS2第9巻。
誠凛vs陽泉の決着が描かれた最終巻。
黒子たちが勝つのも魅力的でしたが、わたしはそれ以上に紫原＆氷室が魅力的だったと思います。
試合をあきらめる紫原に対して、火神に対する嫉妬を素直に告白して紫原を批判する氷室。その氷室の想いに応える紫原。ゾーンに入るにはバスケを好きであることが最低条件だが、それは唯一紫原にないものだった。

｢ゾーン｣に入った火神に圧倒される陽泉。一度は試合を投げかけた紫原だが、氷室の思いに心を動かされ、これまでにない本気の気迫を見せる。残り1分のところで、誠凛には木吉が復帰。試合は遂に最後の正念場を迎えるのだった……。

その残りわずかの中でゾーンに突入する紫原。
陽泉は試合に負けましたが、紫原も氷室も非常に魅力的でした。ある意味で主人公たち以上に彼らを応援していました。

ゾーンに突入した紫原の戦いは必見。バスケを好きでないはずの彼がゾーンに突入する流れは最高によかったと思います。
主人公たち以上に紫原＆氷室が魅力的な第9巻。

バスケを向いてるからしてるだけだと思っていたむっくんが、バスケが好きなことに気づかされたりゾーンに入ったり。
まるで巨人の猛進のようにコートに立って必死にプレイしてるむっくんはとってもカッコよくて感動します。室ちんの涙は必見です。

スペシャルCDは、最高に最高です。
むっくん、室ちん、福井さん、赤司さま、真ちゃんが出てます。
赤司さまと真ちゃんが、帝光の理科室でむっくんのために白衣を着て実験のように作った、キセキ色に変化するねるねる駄菓子の懐古シーンは、とても楽しいです。
室ちんがむっくんがバスケだけじゃなく勉強までトップクラスなことに嫉妬して腹を立てて、むっくんのロッカーのまいう棒やポテチを踏み潰しちゃったり、
福井さんのノートのアゴリラ岡村さんの顔の落書きや雪だるまの落書きなど、
楽しいスペシャルCDになってました。
陽泉だけじゃなく赤司さまや真ちゃんがお好きな方も、とっても楽しめると思います。

セイシュンtip-off紫原ver.今までみんなが歌ってきたパターンではなく、曲にかなりのアレンジが加えられていて、ペースもかなりスローです。むっくんのゆるさと、デカいむっくんが闊歩するようなアレンジになっていて、とても斬新かつ新鮮でした。もちろん鈴村さんの歌も安定の上手さです。

あと、最終話のEDのラスト4秒くらい、灰崎くんが後ろ姿ですがゆっくり歩いてます。お見逃しなく。