専門分野以外の知識も補完したいという方に

１章から４章ではパフォーマンスの観点から、

　・コーディングで使用されるアルゴリズムの特徴
　・分析に使用するOSコマンドの使いどころや各種ログの見どころ
　・チューニングの定石
がわかりやすく説明されています。

５章ではパフォーマンステストについて工程ごとの考慮点、
アンチパターンが
内容濃くまとめられており、
テストシナリオを策定する上でとても参考に
なると思います。

６，７章では仮想化技術とクラウドなど最近の技術がしっかりと説明されており
最新技術から遅れ気味な私にとって非常にうれしい内容でした。


インフラ、
DB、
業務APなど専門分野の垣根を越えて知識を伸ばしたいという
エンジニアにオススメの本です。

普段からOracle製品を利用しているエンジニアにはとっつき易いと思います。

また、
現場を久しく離れているPJ管理層にも読んで欲しい本だと思いました。