拓海と里奈の絆の物語

2巻の最後でのアクシデントをきっかけに、
ユニットの相棒である拓海に迷惑をかけてしまった事から里奈が自信を喪失してしまう…という心配になる幕開けの今巻でしたが、
アイドルになる際に里奈に引っ張ってもらった拓海が今回は意気喪失している里奈を逆に引っ張って行くというユニットとしての成長や、
拓海のただの元ヤンなだけではない懐の深さのようなものをいっぺんに垣間見ることが出来て前半部だけでも買った甲斐がありました。

そこから今度はユニットとして本格的にデビューをするかと思いきや、
拓海が元暴走族である事を改めて思い出させるような月刊少年チャンピオンだから描けたであろうアクシデントが…と前巻と同じく大変続きの気になる幕引きとなっており、
早くも次巻が待ち遠しいです。