もう1度12巻を読み返したくなる舞台裏

12巻の裏のお話。
倫也の視点からでは見えてこない、
恵の想いが伝わります。

倫也の一人称ではフラットにみえる12巻ラストの告白シーンの恵のリアクション
にも、
万感の想いがこめれられていた事がわかります。
全編を通して、
もう１回12巻
を読み返したくなりました。

またエピローグで、
一人絵を描きながら涙する英梨々も印象的でした。
7巻で恋と友情
よりも絵を描く事を選んだ彼女には、
しかるべき結末なのかもしれませんが、
とても
切ない気持ちになりました。

既にハッピーエンドが確定している13巻ですが、
倫也・恵・英梨々の関係性がどう落ち着く
のか、
ゲーム制作の行方も楽しみにしながら、
12巻・今巻を読み返しつつ待ちたいです。