映像美よりも「いのち」の素晴らしさを追うドキュメンタリー

本作はてっきりＢＢＣの単独作かと思っていたら、
日本のＡＶＥＸとの
合作映画だった。

ＡＶＥＸとＢＢＣって、
何か凄い組み合わせが実現したものだ（笑）。


「アース」や「プラネットアース」などと基本的な「軸」は同じだが、

本作は圧倒的な映像美を堪能するものではない。

もちろんブルーレイだから絵・音ともに素晴らしいのだが、
ここでは
色々な生き物たちの「生きる」姿を追っている。


旧式の戦争時代、
我々も教育からして「死んで国家のために」という
風潮があったが、
生き物たちにはまさに「生と死」を賭けた決死の
争いが毎日起こっている。

そんな中で子を守り、
群れを守る「生き様」は、
平和ボンボンの日本人
はぜひ観た方がいい。


それにしても、
経済戦争とやらで大騒ぎしている「都市」というものが
これだけ遠くに感じられる環境は尊いものだ。

地球の危機と言われるが、
まだ７０％くらいは未知の世界だったりする
のだから、
あくせく働く我々の「生き様」なんて、
動植物から観たら
滑稽に見えるかもしれないね。


特典映像にはＨＤらしいデジタルフォトギャラリーが収録されている。

星は３つです。