事実は小説より奇なり的な漫画?
この話が全て作者の実体験を元にしたほぼノンフィクションに近いフィクション漫画なのかどうかは不明です。

でも、
「妖かしの館」を読んでいて、
その後日談的な本書を読んでいると作者が家相にこだわるのは仕方がないと思うのです。

占い師から今住んでいる土地が最高の土地と言われ、
新規購入した土地が最悪の土地と言われても、
「妖かしの館」的な経験をしていなかったら、
山岸先生はこのような顛末を描かなかったと思います。

この話はストーリーのプロットを緻密に描いて、
現実に起こりそうなことにある程度理詰めで作者の主題を乗せて描いてきたにも関わらず、
作者らしくなさが目立ちます。

だから、
評価が分かれるのと個人的には解釈しました。

実際、
山岸先生がこの作品の主人公のような占い師に振り回されて、
土地の売り買いを安易に行う行動をしたのかどうかは分かりませんが、
山岸先生の「妖かしの館」を見る限り、
家相にこだわりそうですね。

こんな、
理屈や道理に合わない、
個人的な人間の気持ちのゆらぎを描きたかったのかもしれません。

そこが、
表題「ケセラン・パサラン」の所以なのかもしれません。

いままでの作品のテーマが先鋭過ぎたから、
人間って実際はこんなものっていうところを描きたかったのかもしれません。

コバンの話も、
もっと先生が気分的に気力が充実していたら2匹引き取れたかもしれませんしね。

まあ、
読者側に立つとある程度、
リアリティを保たせながら、
作品のテーマに沿った行動をするっていうのが、
漫画の登場人物に期待される役回りなのかもしれませんが。

この話は「妖かしの館」の前提なくしてはありえない作品だと個人的には思っています。

なんか上手に言いたいことを表現できたとはあまり言えないレビューですが。
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