余裕のよっちゃん
マイクル・コナリーの、
ボッシュ・シリーズではない単独の作品。
同じような作品に「わが心臓の痛み」もあり、
共通しているのは主人公の特異な設定だ。
刑事の自殺が、
実は連続殺人犯のしわざだったーそれを追うのが刑事の双子の弟の新聞記者ーという突飛さ。
そしてそれにFBIが絡んでいく。
お気楽に読み始められるボッシュ・シリーズとは異なり、
読者はその絶妙さ、
オリジナリティの素晴らしさに舌を巻きながら、
物語に没入してしまう。

冒頭はトマス・H・クックを髣髴とさせる内省的な色合いで語られる。
しかし、
読者がその世界に入り込んだ頃合を図ったかのように、
物語は動き始める。
上質で意表を突くプロットだ。
読後、
ちょっとあそこは甘いなあーとか、
都合よすぎるんじゃない?-とかあらためて認識はできるのだが、
いったん読み始めると、
読者はコナリーのローラー・コースターに乗せられているのだから、
後ろなんて気にしていられない。

これを書ききる力量がボッシュ・シリーズの基礎体力になっているのだと改めて感じる。
一回り大きいエンジンでLAの大通りをクルージングしているような余裕だ。
余裕があれば大きなミスは犯さないし、
小さなミスには眼をつぶれる。
僕はこの作品ももちろん評価するが、
今後のボッシュ・シリーズに大きな期待が持てたことを喜びたい。
ザ・ポエット〈下〉 (扶桑社ミステリー)

その他の感想

最初の一冊に
蒸しパンは蒸しパンだけど
良いクラブです
サザンの名曲がたくさん入ってます。
NANDA-NIC-NOC入門に
日本製、両面120本ガーゼ使用
経済的だが
飲みごたえあり
わかりやすく意識改革を促してくれる
左羽根、足が動かない
民俗信仰のあり方
まさかのリリースに…
乾いた肌が・・・
金メッキとブランドロゴに力入ってる
地味な仕事の積み重ねが、大きな違いを生み出す
買って満足です
転職者はよほど心して何度も復讐すべし
ほんとに目覚めが違う。
こんがりジューシー
骨と筋肉の造形美
息子の部活用に購入
作画のスピード感がとても良いです
食卓が華やかに!
2ラウンド使っての結果
小5の娘に
HIROMIXがファインダーから観たPARISは?
使いやすいサイズで良かったです
なくてはならない音楽書
例文がたっぷりですねー。
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