知られざる自然と共に生きる狩猟民族カスカ
筆者は動物生態学から狩猟民族カスカへ興味が移ってしまったようで、

そのカスカの狩猟、
そして解体や皮なめし、
更には実食と、

カスカの動物との狩猟を通じた触れ方が本書には書かれている。


動物を狩れる(殺せる)のはその資格を動物が認めてくれたから、

と言うカスカの独特な宗教観が面白い。

端折っているのか、
本当に"動物"なのかは読み取れなかったが、

日本人やアイヌであると、
法律などはさておき、
その資格や許可は神の裁量であることが多いのとは違い、

(アイヌの場合はその動物自体が神であったりして、
また日本人とは少し違うのだが…)
動物と人が対等であるのには少々驚きである。

そこから、
獲物から無駄を出さないとか、
動物で遊ばないなどのルールが、
動物への敬意から現れたのにも納得できる。


タイトルを正面から読むと、
ヘラジカが狩猟対象であることがうかがえるが、

読み進めるうちに、
その贈り物が肉や皮だけでは無いことが見えてくる。


日本の少数民族にして狩猟民族であるアイヌにも通ずるところは過分にあり、

長年の知識と技術の積み重ねに、
なるほどと納得できるようなことがある反面、

非合理的で宗教ライクな様々なルールも多数存在するようで、
非常に興味深い。


自然と言う人間が抗えず、
予測不可能な面が多々ある強大な力を相手にしながら、

それでいながら自然は獲物(食料)を与えてくれる慈悲深い面の両面を相手にしながら、

狩って食べると言う厳しく、
シンプルで、
無駄の無い狩猟民族の生活が読み取れると同時に、

日本の北海道に少し似たカナダの自然が感じ取れる。


写真や図版がイマイチ少ないため分かり難い部分が少なからずあるのが少し残念。


それにしても本書はそのような知識面で読ませてくれるのみならず、

ヘラジカを食べるコトへの興味が非常にそそられてしまった。

陳腐な形容詞は無く、
事実を比較的淡々と述べているだけなのだが、
この活字のシズル感はなんだろう?
ヘラジカの贈り物: 北方狩猟民カスカと動物の自然誌

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