気持ちの良い気分になるshort story

トントン拍子のやわらかな話。

おんぼろのピアノと、
まずしい少年が出会い、

そのたちまちに、
少年の才能が花開く描写は読んでいて
心地が良いです。

"Nobody taught me,
but my mind tell what my fingers to do,
and I can make music."
ProtagonistのTonyの顔が挿絵で見えたときは、

彼の表情を具体的に想像していなかったので、

こんな顔してたんだ・・・、
と少し驚きました。

話の長さは、
もっと短くて済んだのではないか、
と思います。

起承転結の結の前から入るので、
物語の途中で、
「あのひとか！それでか！」、

というちょっとしたAha!があって楽しいです。

個人的には、
あのwheel ピアノの人がどうなったのかが一番気になるところでした・・・。