遙かなる旅の終わり
革命家エルネスト・チェ・ゲバラのボリビアでの最後の1年間を綴った日記です。


巻頭に盟友のフィデル・カストロが「なくてはならない」序文を寄せています。

この彼の演説同様長い「序文」を読むと、

カストロがこの日記の出版において、

「一抹の疑いもない確実性をもってチェの日記の精確な写しであること」
を立証するために、
大変な手間と時間をかけたことが分かります。

本を読むと分かるのですが、
この本は「ゲバラってかっこいい!の賞賛本」でも、

「キューバやカストロってすばらしい!の宣伝本」でもなく、

少なくとも自分たちのイメージアップにつながるような内容ではありません。

日記を書いた本人がこの世にいない今、

キューバ側としてはいくらでも内容を自分たちの都合の良いように、

改竄して出版することができたはずです。

(事実有名人の日記というのは、
洋の東西を問わず、

周囲の人間たちの『都合』によって改竄されて出版されるケースが多い)
しかし、
カストロはそれをしなかった、
一言一句たりとも。

そこに私は、
心ならずも袂を分かった盟友に対する、

最後の最高の敬意と誠意を見てとり、

なんともいえない感慨を覚えます。


「モーターサイクル・ダイアリーズ」「革命戦争回顧録」と続く、

ゲバラの日記3部作の最後に当たるのが本作です。

「チェ39歳 別れの手紙」の原作にあたりますので、

映画をご覧になる前もしくは後に読むことで、
より映画への理解が深まると思います。

また、
ぜひ併読していただきたいのが「新訳 ゲリラ戦争」です。

これを読むことでゲバラのゲリラ戦術が理解でき、

彼らがボリビアでどのように行動していたかが具体的にイメージできます。


高揚感や陶酔感とは程遠い、
乾いた筆致で淡々と綴られるゲリラの日常。

仲間への不満、
自身の体調悪化へのいらだち、
日々暗くなる未来への不安。

理想を語る時も、
正義を説く時もすら漂う、
新訳 ゲバラ日記 (中公文庫)

その他の感想

ビミョー ネタバレあり
ブラケットと本体がしっかり固定されない
足運び、ラクです
見た目もかわいい
新三部作の中で一番いいです
Interface Builderを使わない場合の第一歩目の本
やりこみ度が高い!
探し求めていた物はこれ
ご飯やおかずの冷凍・保存に、そのまま弁当箱としても。ベストの形と大きさです。
整理整頓が出来ました。
これからの季節に便利なすぐれもの
信じられないほど美しい英語
ガチャピンのケースと一緒に購入
1/700 WL model に
期待以上の趣味全開
初心者の自分に
ほとんど文字で読むのに疲れる
ビクター復活を感じました
餅はもちや。
評判良いみたい
滋賀を網羅するには頁数が足りない。第二弾も期待。
X240にジャストサイズです。4隅の傷防止に。
さすがクラークス。
音の軽減。
肴にも最高
Essentialというが、Advancedよりもレベルが高いような・・・
安定感は抜群に良い
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