評判良いみたい

レビューの感触がよいので、
５巻まとめて購入した。

一言で言えば、
ＪＫが戦国時代にタイムスリップして、
持ち前の知識を生かして信長に仕える話。

今でこそ、
ゲーム世界など異世界転生ものが主流であるが、
２０世紀までは「戦国自衛隊」や「時の旅人」など戦国時代にタイムスリップというのが定番だったので、
案外懐かしい気がした。

同じく戦国タイムスリップ漫画の人気作に「信長協奏曲」があるが、
あっちの主人公が戦国時代の知識が不自然なほど無いが、
こっちの主人公静子は逆に不自然なほど知識が豊富ないわゆるチート。

歴史と農業に関する知識は学者並みで、
オマケに兵法や政治など広い知識があり、
トドメは兵器に関する本や辞典がインストールされたスマホに手動式発電機。

いわば、
作者が開き直ったのごとくのご都合主義の嵐。

ある意味ここまでチートだと清々しくもあるし、
チートの正しい使い方だとも思う。

実際、
転生チートものは腐るほどあるわけだが、
転生やチート要素を上手く使っていたり、
チートな主人公に読者が好感を持てる作品はほとんど無い。

この作品に関しては「こういう作品を待ってたんだよな」と思わせるような、
ストレートなタイムスリップ作品だった。