映画が気に入った人、なずなが好きな人は何度聞いても飽きない、スケールの大きな曲

映画の最初に流れるメインテーマ曲「01.もしも」から“なずなのテーマ”が溢れています。
それはこの映画が典道となずなの二人が居て生まれた物語なのだけれど、
やはりなずなの個性、
魅力、
悩みこそが原動力で回っていくものだからでしょう。
神前さん自身もなずなが好きなんだろうなと想像。

「04.転校」や「11.なずなの「もし」」からは落ち着いた雰囲気の少女が浮かんできますし、
「18.背伸び」では彼女の美しさが際立ちます。

なずなが好きな人は何度聞いても飽きないでしょう。

“もしも”のストーリですから、
一つの曲に[if] versionがあるものが4曲あります。
聞き比べるのも面白いですよ。

私が特に惹かれた曲を上げると、

「12.逃げ出せない」：不安から徐々に高まり、
急展開していく“もしも”の始まりの曲。

「16.二人」：後半のピアノ連弾が楽しい。

「23.お父さんのこと」：落ち着いた温かい思いがいっぱいで、
もっと先を聞きたい。

「24.瑠璃色の地球」：なずなの中学生らしい素直な歌い方が、
聖子ちゃんや明菜さんの大人の綾が加わったものとは違った感動を呼びます。

「28.海上列車」：ディズニー映画の曲を思わせる大きなスケールの曲。
ここにも“なずなのテーマ”が。

「30.典道となずなの世界」：可愛らしいなずなと一緒に未来を思う素敵な曲です。

「31.[if]」は使われなかった曲とのことですが、
その由来は神前さんのライナーノーツを読んでください。

このライナーノーツですが、
作曲の意図は分かるのですが、
音楽的手法の説明に専門用語が多くて素人には読み解けませんでした。
いや、
問題はありません。