特定の宗教や作中の生死観を強要せず、読者が「生きやすい」方に判断を委ねるのに好感を持った

人は死んだら終わりだと思っていて、
死ぬの怖く、
人生に疑問を持っていた自分を前向きにしてくれた。

臨時体験者が見た「あの世」や、
催眠退行で過去生を語った人物、
幼児の話とその共通性に関する部分が印象的だった。

どうせ真実はわからないのだから、
臨時体験者がよく見るという、
光、
三途の川や花畑、
先に死んだ身内が迎えに来るというイメージを、
脳が創りだした幻覚ではなく、
本当にあるものだと信じたほうが有意義だと思うようになった。

一部にはすんなりとは受け入れがたいスピリチュアルな内容もあるため、
その部分に関しては抵抗感をもつ人も居るかもしれない（私はあった）。
このシリーズは図書館などにもあるので試しに読んで合うか合わないかを判断するのがいいと思う。
個人的には手元に置いておきたくなる内容だったので購入した。

自分の不手際で、
IIやソウルメイトを買ってからこの商品に気づいたが、
それらの内容も大体はこの本に入っているので、
このシリーズはこれ一冊を持って入れば他は不要だと思う。