周防名人の能力、若宮クイーンの技術、そしてヒョロくんの異能力!?

今巻は瑞沢高校かるた部にとって３度目となる全国大会。
前年度優勝校としては初めての全国大会が幕を開けます。

太一くんを欠く中、
千早ちゃん達３年生は最後の夏、
１、
２年生と共に優勝を目指し奮闘します。
その戦いの行方は…!?

千早ちゃんが掲げた、
瑞沢高校をかるた強豪校にするという目標のためにも、
田丸さん達１、
２年生にも注目です！

そして、
太一くんも自らが目指す道を見つけるために模索する中で、
周防名人とテレビ番組の収録へ同行することに。

そこでは、
周防名人の常人離れした能力を目の当たりにしつつも、
太一くんにとっても様々な収穫があったようで．．．

また、
ヒョロくんはヒョロットカードで対戦相手のオーダーを占うことで、
対戦相手に応じてオーダーを変えることに対して
かなりマイナス感情を抱いている様子が伺えるのですが、
あの能力は周防名人の常人離れした才能と同じものであり、

そして、
不正でもインチキでもなく、
占いが当たりやすいだけに過ぎず、
決して卑下するようなものではないと思います。


なので、
与えられた才能をチームが勝つために最大限活用することはむしろ当然ではないかと、
個人的には思います。

特に、
団体戦においては唯一無二の才能であり、
実際に北央高校にとっては欠かせない大きな武器となっています。


そのヒョロくんですが前巻でとても魅力的に描かれましたが、
今巻のヒョロくんはどのように描かれているのでしょうか？

今巻では、
全国大会はもちろんのこと、
様々なドラマも散りばめられており、
今後の展開にも益々期待が持てそうです。

今巻も文句なしの☆５つ評価とさせていただきます。