著者が店と共有した時間の濃さが滲み出る一冊
 
「いっとかなあかん」シリーズ第2弾である。


著者はもちろんプロの編集者、
ライターであるが、
神戸という街の住人でもあり、

阪神・淡路大震災という辛苦を含め、
多くの経験を店と共有している。


ここに綴られた文章の数々が、
熱く深く味わい深いのは、

著者の知見の豊かさもさることながら、
店と共にした時間の濃さゆえだろう。


新規性や話題性、
コスパを軸に語るグルメ本ではないので、

採り上げられている店は自ずと老舗、
名店が多く、

中華と洋食を軸に長田の「ドロ」まで手堅くバランスが良い。


「うまい」というだけでは言い足りない味わいを舌と心に残したい人には、

格好の手引だろう。
 

個人的には巻末の「K氏との対談」を興味深く読んだ。


本文にはなかったバラライカ、
伊藤グリルの名があって得心。
(どちらも名店だ)

今はなき店への思いも、
また同じで、

ここに挙げられたハイウェイに加えエスカルゴは、
忘れ難い。


前作の大阪は「いっとかなあかん店」だったが、
今回は「店」ではない理由、

そして京都編はどうなるのかも、
対談で語られている。

 

念のために言い添えると、
パン・洋菓子も神戸の味を語るに欠かせないが
この書籍ではほとんど触れられていない。


そもそもテイクアウトの多いこのジャンルは、
店での経験のみで語るべきものではないし、

関連本、
ムックは多々あるから、
そちらを当たればいいだろう。

  

 

以下は余談になるが、
神戸は中華、
洋食、
洋菓子と並んで「惣菜」の街では、
と思う。


瀬戸内の魚介など滋味に富む地域産の食材が、
その土壌だ。


カネテツ、
フジッコというと大阪のイメージがあるかもしれないが、

カネテツは西宮、
フジッコは神戸で生まれ育った会社だ。


規模はそれより小さいが、
長田には伍魚福という約400種の珍味を扱うユニークな会社もある。
いっとかなあかん神戸

その他の感想

アレ あれ??
充分役立っています
猫が気に入りました
お店を探す苦労せず便利
OWL-BDR35SAのファンと換装
トレカショップディレイという店から2月中旬に注文し金を払ったが3月3日時点でいまだに届かない送らないなら送らないで金を返せ
大体のセッティングにはいいけども。
商品説明が間違ってる?
特に問題なく使用出来ますが…
あまりにも有名、でもあまりにも読みにくい本
LANケーブル添付有無について
使用後の感想。
作業用ハンドランプとして
クラウドデザインパターンを理解すること
うまくまとめられております。
読む価値あります
トレッキングが楽しくなりました
水道水とは格段に味が
SEにも使えます
四つ葉のクローバー(花言葉ネタバレあり)
レモンの香りがさわやかです
友人からススメられて、目からウロコでした
軽くて中身がスッキリします!
発生学の大ざっぱなイメージを掴むのには良い本です!
中身が漏れる。
名巻
香りもいいし、手を洗うときにも便利でした。
癒されながら知識も付く
とってもキュートな困り顔
手書きからこのソフトに乗り換え
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