仁王像が2Dなのが残念

ペーパークラフトというよりも、
やや弾力のあるポリ板に印刷したものを型抜きしてあるというものです。


ナノメタリックをやった方ならば、
パーツが大きいのでそんなに難しくないと思いますが、

このポリ板材質ならではのコツがいくつかあります。
以下。


1.接着はなくて空けられたミゾに凸を差し込む方式ですが、
ミゾがやや小さめに作られているため、
凸を力を入れずにねじ込まないと折れ曲がってしまいます。


2.折り込む部分は表面に切り込みが入っていますが、
薄皮一枚でつながっているため、
ヘタに力を入れるとパーツが取れてしまったり、
表面の印刷と本体がはがれてしまったりします。
一度折り曲げたら極力触らないのがコツ。


3.説明書は日本語なしですが、
すべて図解で理解できますので組み立てはさほど困難ではありません。
ただし、
組み立ての表裏や前後などの説明は皆無ですから、
パッケージ写真を参考に借り組み立てをしてから本組み立てをした方が良いです。
私は提灯を吊るす穴を逆にして組み立てたため、
苦労してくみ上げた中天井をもう一度バラすことになりました。


※画像1は組みあがった本品を裏から見たところ。
最終的にこの程度の穴に凸を入れて完成です。

※もう1つの画像2は完成品のサイズ感を出すために手持したところです。
かなりデカいです。

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全体的な難易度は中程度でしょうか。
ナノメタに比べればパーツが大きいので組み立ては楽ですが、
折れやすくはがれやすいという短所があります。
すごく器用でなくても、
時間をかけてゆっくりやれば大体の方は組み上げられると思います。
ただし、
小学生くらいだと説明書が不親切なので1人では難しいかもですね。


もう1つ、
決定的な欠点として左右の仁王像が2Dなのが残念です。
あのサイズと形状を3Dにするのは難しいのでペラ1のものにしたのでしょうが、
やはり他が本格的なだけに、
ショボさが際立ちます(画像3)。
それが唯一残念な点ですが、
全体的な出来は良いものですし迫力はありますので、
お好きな方はホビーとして手軽に楽しめると思います。