政局の筋読みがよく、参考になる
週刊文春の連載のまとめ。
連載時から興味深く読んでいた。
とにかく政局の筋よみがいい。
12年の衆院選直前、
維新絶頂期の頃に「全国には広がらない」と断じたり、
安倍新政権に「お友達」排除を進言したりするなど、
国内政治では、
その後を予見する記述が多い。
また、
途上国大使館の「よろず相談所」になり、
カストロ搭乗機の「関空緊急着陸」を事前に根回したり、
パレスチナ代表の免許交付手続きを簡略化する、
イスラエル大使館に首相を初訪問させるなど、
「豪腕」を感じるエピソードも多く披露している。
外交は国内ほどのセンスを感じないが、
「金永南は日本語を解するのではないか」など、
訪朝時の秘話は読ませる。


全く同感だったのは、
岡田克也の政治センスのなさへの指摘。
行革で審議官・部長級の公用車送迎をやめたことを取り上げ「あんたがまず電車通勤しろっての。
ベテラン官僚や運転手への気持ちが全くない」。
全く。
苦労知らずのボンボンだから人心の機微がわからない。
副総理になって総理官邸の総理執務階から内閣総務官を追い出し自分の部屋を構えたことで「総理の政治観を鈍らせた」。
副総理の仕事じゃなく、
御殿女中のすることだよなあ。
人付き合いが悪いから人の気持ちもわからない。
そして、
維新と自民をコウモリのように飛び回る竹中平蔵ディス。
先述の大使館のように、
自身が信州の農村出身で苦労してきたからか、
立場の低い人・弱者、
困った人に一肌脱ぐ所に好感を持つ。


ほかにも「総理は側近の数を減らせ」「官邸に松なんて縁起が悪い」「お友達人事はダメ」……最高権力者とその空間の作り方とはこういうものかと感じさせる指摘が多い。
俎上に載せる人は自民党政治家でも、
嫌いな人はズケズケ実名で批判している所もまた爽快。
個人的な趣味が合うのが大きいけど、
楽しめるし、
参考になる本だ。
政治の急所 (文春新書)

その他の感想

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海ではきました
児童向けですが、あなどれません
全ての医師の役に立つ良書です。
バグが・・
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ホワイトタイル
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久々に良い本ですね
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