お金を払いたい「文章」ではない

著者のブログは毎日チェックしていて、
音声プログラムも購読していました。

最初のほうに出版された数冊は購入しましたし、
これからも応援したい存在ではあります。

その上であえて言わせてもらいますが……日本語が、
ひどいです。


内容自体は、
確かにかみ砕いてあって、
誰でも理解しやすい平易なことばで書かれています。

でも、
主語と述語のつながりがめちゃくちゃだったり、
順接の「が」が多用されていて回りくどく感じられたり、
「意外に思うかもしれませんが」など無駄な前置きがやたら挟まれていたり……
はっきり言って、
文章が破綻していて読みにくいんです。


ブログでも同じ傾向が見られますが、
ブログは無料で読ませてもらっているのだし、
気さくな文体が魅力でもあるので、
特に気にしていませんでした。

ただ、
お金を払って購入する「書籍」なら、
話が別です。

何度も読んで自分の中に落とし込みたいのに、
読み返すたびにイライラ。

内容は（少なくとも私にとっては）ためになるだけに、
とても残念な気持ちになります。


読むのがあまりにも苦痛なので、
手元にある数冊、
もう全部手放そうかと考えています。

新刊も同じ調子だと思うと……買う気も失せます。


出版ラッシュでお忙しいのか、
最近のブログの文章も特にひどくなっている気がします。

出版業界のシステムについては詳しくありませんが、
せめて編集者の方がもっとしっかり校正してくださるよう、
願うばかりです。