頭の体操としては良いかも知れません
隣の大国に対するアプローチは様々あると思いますが、
一方的に悪口を書かずに社会科学的な観点から鼎談の形で(とは言っても大澤、
宮台両氏の疑問に橋爪氏が答える形が多かったですが)提供しようとした点は興味深かったと思います。


西洋的な(それを敷衍した日本的な)アプローチと異なる中国的な「天」と「天子」による正当性の概念というのは他の学者からも提供されていることですが、
毛沢東の文化大革命により「徳を失った天子は放伐される」という伝統的な考え方が破壊され、
大躍進や文革の犠牲にもかかわらず毛沢東が「天子」の位置に居座り続けている、
という分析は説得力があったと思います。


ただ、
中国近代史や日中関係に議論が進んだ途端、
論旨が迷走した観は否めませんでした。
特に橋爪氏がアメリカの学者に「中国の経済発展はアメリカの承認と中国人自身の努力にある」旨を語ったところ、
「日本の貢献を忘れている」旨を指摘された点を自ら語っていた点は正直どうかと思います。
どうも、
日本の欠点を指摘したいあまりポジティブな影響を無視する評論家の悪癖が出た印象です。


また、
日本が欧米に対する中国の窓口を果たすべきという主張については、
天安門事件で孤立した中国に対し、
外交面では天皇陛下の訪中を実現させ、
経済面では積極的に他国も含めた投資プロジェクトを立ち上げる等欧米と中国をつなぐ「窓口」役を果たしていたにもかかわらず、
最終的に2005年の反日暴動に行き着いた90年代〜2000年代前半の教訓を見落としているのではないでしょうか。


日本人が中国人を理解する必要があるように、
中国人に日本人を理解してもらうにはどのようなアプローチが必要かという点も議論をお願いしたかったと思います。
現在の中国及び中国人の高圧的な態度の一因は近隣諸国や国内の少数民族への他者理解及び想像力の欠落にあるのですから。
おどろきの中国 (講談社現代新書)

その他の感想

この種の本でこの詳しさは他にない
まだまだ
シートスプリングダンパー
安いのに悪くない
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色で決めて買ったのに……
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折りたたみで便利
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子供が喜ぶなら
オジサン向きですが・・・
FTISLANDの表紙が嬉しい
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冷えますね!
この製品を選んで良かったと思っています
過剰な「情景・背景描写」は、物語の骨格の脆弱さを気にし過ぎの故? それとも資料集めに奔走してくれた編集者に忖度しての「御礼」の意味? 
耐久性は不明だが、とりあえずUSB2.0よりは速い
軽いので持ち運びは楽ですが、果たして疑念も
サイズの記載がない。
やっぱりマルーン5はサイコー
ちょっと泉水がかわいすぎ
待ちにまった!!
今更オススメ
安価でホンモノの抽出。
very like it.
割り切って使いましょう。
注釈がよい
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