イスラエル軍事史から日本が学ぶべきこと
中東史は非常に複雑で理解しづらく、
全体が解る本をと探しているときに発売されているのを見つけたのが本書である。


本書は目次にある通り、
1936年のアラブの反乱から現在のインティファダに至るまでの、
イスラエル人とアラブ・パレスチナ人の大規模戦闘から小規模な紛争までが全12章構成で網羅されている。
戦闘の時系列自体が複雑であるにもかかわらず、
同時期に各々で行われた紛争をうまく章ごとにまとめてある。
執筆者の違いにより、
多少の読みにくい部分もいくつかはあるものの、
理解しやすく翻訳されている。


一読して感じるのは、
イスラエルにとって、
軍事は政治、
外交と一体になっていることである。
その意味で、
この本はイスラエル政治史であり、
外交史でもあるといえる。


きっと日本人の多くは(私を含めて)イスラエルとアラブの戦いは、
中東の限られた地域の(遠い世界の)紛争にすぎないと考えている。
けれども、
実際には米ロをはじめ国連をも巻き込み、
世界の問題にして世界経済にも大きな影響を与え、
そうすることで自分たちの言い分を通そうとする。
そうやって世界は回っているのだと教えてくれる。


日本も北方領土や竹島など、
領土問題を抱えていて、
まったく解決の目処はたたない。
ネットでは様々な議論が繰り返され、
過激な意見が跋扈しているが、
真に領土の主権を取り戻すのであれば、
やはり世界を巻き込みながら解決を図る「したたかさ」が時に必要ではないか。

中国・北朝鮮の脅威が増すなか、
日本はイスラエルから学ぶことは多くあり、
それは今後必ず増えてくるはずだ。

値段は正直安くはないが、
それでも十分元のとれる内容だと思う。
イスラエル軍事史

その他の感想

助かった~!
見違えるほど明るくなった!
BOX1に続いて・・・やはり最高です。
"ファンタビ"のファンにはオススメしない
楽隠居  この頃ステレオ製品について
ポストカードを入れるのにちょうどいい
トレビーノ カセッティシリーズと比較して
fuweizhen
性愛の場としての家族の「闇」の深さに驚かされる
化学を忘れた理系大学生にお勧め
災害用
60km/hまで快適
値段の割に、よかったです。
急速充電はやっぱいいw
「アリーヴェデルチ!(さよならだ)」プレートが付きます
これは名著の予感
歯が抜けるのが 待ち遠しい!
今まで購入した保護フィルムで一番の貼りやすさ。
涼しくはない。
値段を考えればこんなものかな…
この視点は持っておくべきだと思います
フライヤーより使いやすい
とてもリアルに出来ている。
車で言うなら外車とコンパクトカーの間の調度良い車!
通常版との違い
全寮制の生徒
素晴らしい経営書
ステアリングリモコンが使える便利さ
韓流ドラマのファンだけど。。。
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