濃い人たちの座談会、監督特集、メジャーどころから掘り出し物まで作品紹介、各国事情、あの手この手で大充実！

質量ともにこれはよくできた本だと思います。

本当にホラー好きの人たちが書いているのがいいですね。

読んでいてすがすがしいし、
見落としていた作品にも出会える。

難点があるとすれば執筆者の人たちに思い入れがありすぎて
自分の好みに合わないと動員では成功した作品でもさらりと失敗作呼ばわり、

興奮するととにかくいい！いい！と具体的な記述がおろそかになっているようなところもある。

でもその熱を帯びたところは私は好感を持ちました。

挿絵のような感じで映画のカットが大量に入っているところもいいですね。

ホラー映画ポスターなどカラーページも充実しています。

確かにこれは作り手達に感謝したくなる１冊です。