放言に近い表現が物事の本質を突いてくる
この著者の著書を読むのは初めて、
と言うより、
恥ずかしながらこの著者自身まったく知らなかった。
ルーマニア生まれのユダヤ人、

軍事史、
軍事戦略を学んだ「戦略家」として、
特に米国の軍事アドバイザーを生業としている。
アカデミックなバックグラウンドは、
十分
あるのだろうが、
彼は徹底した現実的な戦略家であり、
実務家である。
放言に近い表現で物事を極めてクリアカットに描写し、

自分の意見もストレート(過ぎるぐらい)に吐露する。
冒頭部分に、
米国の外交官であるリチャード・ホルブルック(彼のことは多くの
人が知っているはずだ)がパーティの席で、
著者に無礼な振る舞いをしたことで、
肘打ちを食らわせたこと、
その数日後に
そのホルブルックが急死したことに触れ、
自分の一撃で彼は死んだのだと、
冗談とも本気とも取れる言い方で述べている。
つまり、

ちょっと「変わった男」なのだ、
著者は。
だが、
彼の言う論点は、
やや極端すぎるということで、
特にリベラリストよりは唾棄され、

忌避されるのではと思うが、
本質を突いていることが多いと思った。
外部からの介入による停戦が多くの場合、
その当事国に
とって、
戦後処理に大きな問題を残すことになることを指摘し、
特に国連の中途半端で、
徹底しない介入の弊害を説く。

この著書は、
日本でインタビューに基づいて記されていることから、
日本に対する戦略的アドバイスの部分も多い。
彼は、
安倍首相
を優れた戦略家と評する。
彼にとっての戦略は、
Paradoxical Logic(逆説的論理)が常に働くということを認識した上での
戦略的思考が重要だということ。
また、
大きな軍事力よりは、
同盟国の戦略的重要性を説き、
世界で今一番安定した政権である
ロシアとの関係構築が重要だと強調する。
なるほど、
現在安倍政権が進めている外交に近い戦略だ。
余りにも直接的すぎる
意見に若干の戸惑いと忌避感はあるも、
もう一冊ぐらい読んでみたいなと思わせる興味深い著者でもある。
戦争にチャンスを与えよ (文春新書)

その他の感想

これって どう?
ビーパルに載っていたので購入しました
自分の教養が足らず3分の2くらいしか楽しめませんでした
1時間程度では全く硬化しない
サイズぴったり!指滑りがいい
お手軽、きれい、早い!
本誌のイベントである「マリンダイビングフェア」の開催直前の号なので、それを中心とした号です。
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故障に悩むマラソンランナーにはお勧め
表紙買いだったけれど、当たりでした
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樹木と木工品、そこに介在する人々のわざ
ポスト資本主義の社会とは
無味乾燥
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安心のKTC
受け取り店舗の対応がひどいです
ラインを
ざこ
NEXUS7 2012年で使用不可です。
早い到着
使い勝手が悪いです。
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