ライブ感あふれる講演はわかりやすいが、好き嫌いがわかれるかもしれない
本書の内容は「本扉裏」と「まえがき」「あとがき」を読めば、
どのようなものか何となく感じられるので、
書店で立ち読みでもわかるとは思うが、
ここはAmazonなので、
これだけで判断できるよう、
以下引用してみたい。


●本扉裏
「本書は2015年6月12日夜から14日昼にかけて「あの戦争と国家」と題して箱根仙石原で行われた佐藤優氏の講座合宿の記録である」

本書は、
佐藤氏を講師とし、
30人のメンバーが受講した内容を書き起こした内容であるためか、
編集上では受講者の空気感が伝わるよう”(会場笑)”といった補足がされており、
個人的にはGOOD POINTだった。


気になる内容はというと……。


●あとがき
「一度、
テロが起きれば、
日本でも人間の自由と権利が制限されるような事態が生じかねない。
そのときに用いられる論理は、
『歴史的現実』(引用注:本書で佐藤氏が解説した書籍)で田辺元が展開した総力戦の哲学に似たようなものになる」

●まえがき
「本書を読んでいただければ、
田辺の「生きることは死ぬことだ」「悠久の大義に殉じた者は永遠に生きる」というような結論に人々を引き込む悪魔的魅力をもった論理(ロジック)と表現法(レトリック)を理解していただけると思う。
私が考えているのは、
本書を通じて危険思想に対する予防接種をすることだ。
世界規模で「国家のために命を捨てよ」という感染症が流行したときに、
この予防接種を受けた人は感染しないか、
感染しても病状が著しく軽くなる」

つまり、
本書はISに代表されるテロリズムによって、
やがて現実化するであろう日本のテロ後に来る「危険思想」に対するワクチンと位置付けられている。


確かに今の日本で大規模なテロが起きると、
右も左も、
世論がかなり極端な方向に向かってしまいそうな予感がする。

左右が先鋭化して発狂するなか、
良くも悪くも日本の文化を支えている「平和」と「自由」の時代が終わる……という嫌な未来を予想してしまう。


このような認識だったので、
個人的には緊迫感をもって読めた。
学生を戦地へ送るには: 田辺元「悪魔の京大講義」を読む

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