米国を敵に回した勇気ある若者スノーデン
テロ国家や危険思想を監視することが米国民の命を守ることに繋がる。

純粋な愛国心と使命感からCIAの情報部門で働き始めたスノーデンが、
母国を内部告発し追われる身となり、
最後はロシアに潜伏することになる。
これがフィクションでは無く2013年にリアルに起きた世界を揺るがす大事件である。

2時間14分、
最後まで食い入る様に観てしまった。


本来のスノーデンは、
情報処理能力に秀でた普通の青年だった事がまず意外だった。

悪意に満ちたハッカーなどでは無く、
CIAの情報監視の任務に使命を感じる少しシャイな青年。


それが、
倫理観を逸脱した母国の情報監視体制に驚愕し、
正義と思っていた自分の役割すら疑念で一杯になり、
ストレスからてんかんを発症する。

こうした、
スノーデンの気持ちの変遷や葛藤を、
恋人との衝突などを交えながら丁寧に描いており、
自然に共感できる。


こうした人間ドラマに加えて、
想像を超えた監視システムへの怖れも、
本作に引き込まれた重要な要素である。

例えばスノーデンが横田基地で知った、
日本のインフラ網への仕掛け。

日本がアメリカの同盟国で無くなった途端に、
情報ネットワーク以外の送電網なども、
エンターキー一つで全てストップ出来る爆弾。

電力の供給は停止し交通網は混乱し、
国家として機能しなくなる爆弾が既に仕掛けられている。


スノーデンが守っていたのは正義では無く、
米国の覇権だった事は、
かなりの衝撃でした。

これ以外にも、
軍事産業の不利益になる提案が潰されたり、
一般人を嵌めたりと、
まともな倫理観が有れば疑問に思う行為が次々と明るみに出ます。


自分がスノーデンの立場だったら、
国を相手取り告発出来るだろうか?
そこまで勇気の無い自分には、
スノーデンがヒーローに見えました。


現在はロシアで恋人と幸せに暮らしている事で少し救われました。


また、
ハリウッドの協力が得られ無くても諦めずに映画化し、
世界配給に漕ぎ着けたオリバーストーン監督にも敬意と感謝を表します。
スノーデン(字幕版)

その他の感想

窓掃除が楽になった
けんけん
アイヌ民族の蒸留の一滴
正統派アイドルの王道を突き進め!!!
アクティベートしたら不具合?
楽しく笑って、ちょっと考えて
オカメインコに
マニアックス
さすがオニツカタイガー
9人の集大成にして頂点
これは何とも…
反復練習に使い勝手が良いです
ここ数年で一番好きかも…
あ~、会社で数字を見たくてたまらない…
安定しています
まさかの天然砥石付きでした
表紙は光、でも…
同人初心者の救世主
今年は寒かった・・・・
コントレックスじゃない味!
影ができた。
一気に読める、人生の応援歌
自動リクライニング付です。
ほのぼのとしてます。
大変安定していて音が静かです。
イメージどおりです
この価格で両面はとても良いです!
面白く難しいゲーム
戻る