ケンタッキー州とオハイオ州の人々を通じて知る白人労働者階層の実態

高度経済成長時代に、
田舎から都市に移住して重厚長大産業の歯車として働き、
今は、
その子供や孫に世代が都市部に住むが、
正月や盆には故郷の本家に帰省するというスタイルが、
アメリカのケンタッキー州やオハイオ州ではある事を知った。
今は、
日本でも、
多くの工場が東南アジア諸国などに移転して、
大都市圏から工場がいつの間にか無くなっている光景を目にすることが多くなった。
貧富の格差拡大、
貧困家庭の児童、
シングルマザー等が社会問題化して居るが、
この本は、
日本の近い将来を表しているのかもしれない。