まだまだ強い官僚の実態と、官僚主導から政治主導へ移行する方策について書かれた面白い本です
ご存じ、
東大の経済学科、
数学卒業され、
旧大蔵省に入省された異色の官僚、
高橋さんによる官僚論です
オビの森友、
加計問題は時宜的な話題ということで取りあげられた面もあると思いますので、
もっと深く、
官僚の実態に迫った章をレビューしたいと思います

○こうして、
官僚は政治家と国民の目を欺く
ご存じの通り、
立法権は国会にありますが、
日本の法案は8割以上、
官僚がつくっているそうです
要は、
相変わらず、
官僚主導の政治が行われているということです
で、
官僚は、
法案を通すために、
審議会システム、
御用学者、
根回し、
総務会、
ご説明、
ヒラバ······あらゆる手を尽くし、
国会前に事前審査を終え、
出来レースの状態を作り、
国会審議を形骸化させます

○世間に広まる官僚像はデタラメばかり
今回も、
文科省で問題になった天下りですが、
何が問題かと言えば、
天下り先と斡旋をす省庁が予算か許認可で密接な関係になるからだそうです
要は、
退官した官僚OBを受け入れてくれた見返りに、
省庁からは事業が回されるということです
そして、
官僚の行動原理は「省益第一主義」とのこと
これで、
自分達は国士だと思っているそうですから、
厄介なものです

○「脱·官僚主導」はどうすれば実現するのか
これについても、
著者は、
官僚主導から政治主導へという考え方のもと、
天下り規制の再強化、
刑事罰の必要等、
ご自身の公務員改革を元に提言されています
また、
道州制による中央集権体制の変革等も訴えられています
また、
後書きでは、
議員で法案を作成するのに必要なノウハウの提供の一として、
シンクタンクや政策コンサルタントを挙げられています

いかがでしょうか。
本書を読んでわかったのは、
局長以上の人事を官邸が握り、
官僚が弱体化したと思っていたら、
まだまだ、
官僚の力は強く、
マスコミや野党だけでなく、
政府までが踊らされている実態でした
著者は、
第一次安部政権ではブレーンを努められていましたが、
是非、
著者のような、
官僚経験もあり、
アイディアを出せる人を、
再び、
ブレにして、
官僚主導から政治主導へと変化を遂げてほしいものです
大手新聞・テレビが報道できない「官僚」の真実 (SB新書)

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