現在唯一入手可能な出来の良い(現代風の?)一式陸攻後期型のキット

本当ならタミヤにあわせて1/48スケールで欲しかったくらいなのですが、
なかなかそうもいきませんね。
ハセガワ1/72の一式陸攻といえば昭和44
年の春(1969年)に発売された11型が最初でした。
当時450円という価格もグンゼ・レベルの1/72B-17FやB-24D等と同価格というけっこう強気な価
格設定であったと思いますが、
それでも私などは大喜びで飛びついたものでした。
今となってはあの11型のキットも本キットと完成品を並べるに
はいささかその古さを感じるものとなりました。
一式陸攻22型以降の後期型のキットとしては今では本キットが比較的容易に入手しうる唯一のも
のとなっています。
そんなわけで、
このキットがあることに素直に感謝です。
出来の方はとても良く出来ており、
型違いではありますが、
タミヤ
の1/48スケールにもひけをとりません。
本キットはこれで通算で3機目の製作となりますが、
この手の飛行機キットとしては大変作りやすい方です。

蛇足ですが、
本キットに付属の「桜花」は初代の一式陸攻11型のおまけとして付いてきたもので、
数十年の時を経て本来の24型丁との組み合わせに落ち着きました。
桜花の出来が本体と違うのも時代の変遷で、
これはばかりは仕方がありません。